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病気は「書痙(しょけい)」という…突然、字を書くことが出来なくなること・書くことの話。 #Writing


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突然、字を書くことが出来なくなること

今週のお題「書くこと」

私は20歳から5年間お付き合いしていた1歳年上の男性がいました。彼は22歳の時に念願の公務員になり、厳しく大変な職場で働き始めました。

それから数年後、字を書くと手が震えると話すようになりました。それを聞き、最初は疲れているんだろうと安易に考えていましたが、深刻なものでした。ペンを持つとガタガタと手の震えが止まらず、ミミズのような文字になってしまいます。左手で右手首をおさえながら書いて、なんとか読めるような文字になるそうです。衝撃を受けました。

今まで、彼から手紙を貰ったことは何度もあるし、彼の字は知り尽くしています。箸や歯ブラシなどを持っても手は震えません。字を書くときだけ震えてしまうそうです。もう、何週間もこの状態が続き、仕事にならないと落ち込んでいました。

すぐに病院に行き、判明した病気は「書痙(しょけい)」というものでした。字を書くときだけ震える神経性の障害。薬などはなく、手が震える原因になったものが何かわかれば、とのことでした。

大変な職場でのストレスから、そのような病気になってしまったのだろうと思いますが、本人にも原因が全くわからないようでした。結局は、彼とは別れることになりましたが、書痙が完治したのか、そのことだけは気がかりです。私たちは当たり前のように文字を書けますが、文字を書くことが出来なくなったら、とても辛く日常生活でも困ることはたくさんあります。改めて、書くことが出来ることはとても有難いことだと実感した出来事でした。