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白い巨塔2003年/最終回「財前死す」結末の感想ネタバレ注意!あらすじ・原作を忠実に再現する必要はないのですが、少し軽いな…。 #テレビドラマ


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「白い巨塔」2003年 フジテレビ 主演:唐沢寿明

山崎豊子作品が好きで、テレビドラマも見ていました。
原作の人物と、映像として受けるイメージというものは、なかなか一致するものではないと思っています。
唐沢寿明という俳優も、いまひとつ違っていると思いながら、みていました。
原作から感じる、育った環境からくる、主人公の、のし上がろうとする心の中の、マグマのような野望というか、そういったものを秘めた人間としては、違和感を感じました。
余談ですが、里見役の江口洋介の、セリフの最後のところで、息を吐くか吸うのかわかりませんが、ブレスというのでしょうか、自分だけかもわかりませんが、すごく気になっていました。
最終回「財前死す」については、財前の自分の死を前にして、最後は、里見に診断を委ねる、心の奥底では信頼出来る友、というところだと思います。
原作を忠実に再現する必要はないのですが、少し軽いなという感想です。
田宮二郎のような鬼気迫る迫力には遠く及ばないと思います。白黒だったと思いますが。
このドラマは、主題歌か挿入歌のアメイジング・グレイスに、だいぶ助けられたのではないでしょうか?
この曲の持つ、もの悲しさ、祈り、思い、誰しもが持つ、心の琴線を刺戟し、ドラマに移入しやすかったのではと思います。
同じように感じたのが、山崎豊子原作「不毛地帯」2009年フジテレビ(主演:唐沢寿明)です。
原作の主人公との違和感とエンディングテーマの、「トム・トラバーツ・ブルース(トム・ウェイツ)からの、勝手に醸造され物語へリンクされる心理的な傾斜。
内容に興味が持てるドラマで、原作があればまず読んで、ストーリーの展開、人物の表現、演出など楽しむようにしています。
以上