アニメ・アルプスの少女ハイジハッピーエンドの最終回
今から30年以上前ですが夜7時半フジテレビで「カルピスまんが劇場」という番組があり、一年間かけて毎年シリーズでアニメが放送されていて楽しみに見ていました。特に「アルプスの少女ハイジ」は今でも再放送されており、忘れられない作品のひとつです。
ハイジがフランクフルトでの生活は、素朴で質素ではあるけれどもとても自分を心から大切に思ってくれるおじいさんやペーターと暮らしてきたハイジと、ドイツの大都会で裕福で便利ではあるけれども、さびしい毎日を送るクララが対照的で、生活してきた環境が違ってもお互いに一緒に生活していくうちにハイジとクララがお互いにかけがえのない友情を築いていきます。
最終回では、雪深いアルプスの冬のなかで、待ち遠しい春と一緒に歩ける ようになったクララが再び自分の足で山を駆け巡るシーンが印象的です。ハイジとペーターが雪山をそりで駆け抜けていく回想シーンでフランクフルとのお屋敷でロッテンマイヤー女史とクララが歩く練習している場面が楽しかった山での生活や、季節の春だけでなくクララの未来への春に希望を抱かせる、とても印象的な場面で、一番心に残っています。