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タッチ・あだち充/最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ・柏葉監督は須見工との試合中、もともと悪い視力が悪化し…。 #漫画


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タッチの最終回はさわやかな感動につつまれました

あだち充先生のタッチの最終回についてです。
タッチは野球をテーマにした青春漫画で、双子の上杉達也、和也、隣に住む幼馴染の浅倉南を軸としてストーリーが進んでいきます。
達也、和也ともに、南に好意をよせていますが、運動、学業ともに優秀な弟の和也に比べ平凡な達也。
誰が見てもお似合いの和也と南。野球部のエースである和也は南を甲子園に連れて行く約束をします。
そんな中、地区大会に向かう途中、和也は交通事故で亡くなってしまいます。
最終回では、和也の代わりに野球を始めた達也が、南を甲子園に連れていくため、天才新田率いる須見工と地区予選決勝を戦います。
達也がいる明星野球部を率いるのは、柏葉英二郎。
明星野球部OBで、兄弟ともに野球部OBで優秀な兄と同じ人を好きになり、兄に取られてしまったという、不遇の人物です。
柏葉監督は、野球を嫌っており、人と交わるもの嫌いですが、明星野球部を徹底的にしごき、地区大会決勝に進むまで、強くしました。
柏葉監督は須見工との試合中、もともと悪い視力が悪化し、眼が見えなくなります。
ピッチャーの配球が頭に入っており、スコアラーから配球の情報を聞きながら、狙い球のアドバイスをするなど勝利に貢献します。
最後、達也が新田を三振に打ち取り、明星野球部は優勝、甲子園への切符を手にします。
私が一番好きなシーンは最後に達也が柏葉監督の病院をお見舞いにいくシーンです。
柏葉監督と、達也は練習の時から対立ばかりしていましたが、達也はりんごですといってウイニングボールを柏葉監督に渡します。
病室にきた看護婦さんが窓をしめようとすると、そのままにしておいて、夏は好きなんですよというシーンが、野球を嫌っていた柏葉監督の心境の変化が表れていて、感動しました。
友情、青春、さりげないセリフ回しに、間の取り方、あだち充先生の世界にさわやかな感動がある不朽の名作だと思います。