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感想・書評「沈黙の春」ネタバレ注意・野放図な農薬の散布は何を引き起こしたのか(レビュー)。 #読書


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沈黙の春 レイチェル・カーソン

農薬の危険性が十分に理解されている今だからこそ、カーソンの危惧していたことがわかる気がする。
安定した農作物の生産のために、除草剤、殺虫剤をはじめとしたいわゆる農薬を、制限された基準以内で用いることに強く反対する人は少ないだろう。けれども、50年前はそうした基準が整備されていたわけではないのだ。野放図な農薬の散布は何を引き起こしたのか。

「沈黙の春」それである。駆除するはずの生物はおろか、駆除しなくてもよい生物をも根絶やしにしてしまったのだ。しかも農薬の危険は人間へも忍び寄っているという。
自然界の生態系は、微妙なバランスの上に成り立つ、砂上の城なのである。近代にいたるまで、人間はその微妙なバランスと矛盾しない形で生存を維持してきた。しかし、科学という力を手に入れた文明は、便利さのもとにそのバランスを大きく崩してしまった。カーソンの科学文明に対する警鐘は、現代となっては農薬の問題にとどまらず、森林破壊、砂漠化、地球温暖化といった問題をも射程にとらえている。

ありがとう寄稿。

私はハルキストとまでは言いませんが村上春樹のファンです。小説よりもエッセイの方にこの方の面白さを感じています。本書はそのエッセイの最新作ですが読み始めて何かいつもと違う雰囲気を感じました。

感想・書評「職業としての小説家・村上春樹」ネタバレ注意・小説よりもエッセイの方にこの方の面白さを感じています(レビュー)。 #読書 - みんなの芸能ブログ。