」で便利でお安く。正しい恨みの晴らし方：中野信子・澤田匡人（著）
脳科学者の中野信子さんが著者、ということで興味があって読んでみました。タイトルに「恨みの晴らし方」と書いてありますが、読んでみると、特に具体的な恨みの晴らし方を指南した内容ではなく、脳科学的・心理学的な恨みや妬み・嫉妬といったものがどう定義されているかや、過去の実験などが多数書かれているもので「憎い人間に恨みを晴らしすのはどうしたらいいか教えてほしい」という方にはあまりお勧めできないかもしれません。
ただ、具体的に恨みの晴らし方を教える本ではなくても「自分の中の恨み・妬み・嫉妬の感情」というのがどういうものか、どうしてこんな感情が湧き上がってくるかがこの本を読むと冷静に認知できるようになるかもしれません。興味深かったのは「妬み」と「嫉妬」とは同じではなく違うものという話です。妬みというのは「自分では持っていないものを他人が持っていることによって起こる感情」であり、嫉妬は「自分の持っているものが失われるかもしれないときに起こる感情」だそうです。著者である２名の方の子供時代の話も載っているので、日々自分のネガティブ感情に悩んでいる方にはお勧めだと思います。
ありがとう寄稿。
本人たちからこの件について話してもらえる時を、きっと国民みんなが望んでいるでしょうね。
SMAP解散解散の報道に関して「完全に寝耳に水でした」ツイッターをチェックしたら、そのような文字が飛び込んできました。 - みんなのブログ。
