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感想・書評「人生教習所:垣根涼介」ネタバレ注意・新聞広告に載った「人生再生セミナー・第三回小笠原塾開校」を見て親から勧められて参加した浅川太郎(レビュー)。 #読書


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人生教習所 垣根涼介(かきねりょうすけ) おもうように生きてみようか。

物語の舞台は小笠原諸島の父島、母島。新聞広告に載った「人生再生セミナー・第三回小笠原塾開校」を見て親から勧められて参加した浅川太郎(引きこもり気味で柏木からはマザコンとおもわれている)を中心に様々な参加人物との交流が描かれている本です。
参加者はヤバい男(柏木真一)、船酔いした女(森川由香)、を中心にそれまでの人生の回想場面を本人が心でかたりながら進んでいきます。
そして物語の舞台の小笠原諸島の歴史、戦前戦後そんな事があったのか…と勉強になりました。余談ですが、垣根涼介の作品で「ワイルドソウル」という作品があり、この中で南米へ行った日本の移民の苦悩が描かれており、作品全体は固く、重いものではないのですが、随所に作者が歴史的なことを読者に伝えたいのかな、と私は感じました。
教習所と言っても運転免許を取る話ではなく、講義を受けた後に設問に対しての答えのレポートを求められます。講義の内容は例えば「人生の確立」「経由地と着地点」「認知」などです。
話の内容は難しい漢字ばかりというのではなく、なるほどな~と砕いたものになっていてしまいました。期間途中には中間試験もあり、合格しないと次に進めず帰ることになります。
全期間中の太郎と柏木と由香のお互いを見つつ、自分をふりかえり変わっていく場面がとても面白かったです。

ありがとう寄稿。

親友のナオミとカオル。二人が殺人事件を起こすには理由があった。親友が旦那によるDVを受けており、傷つく親友をなんとか救うには、消すしかないという決断に。殺人事件だと分からないよう、思考を巡らせ計画を練り、実行。二人の共犯であった。

ナオミとカナコ/最終回と結末の予想&感想ネタバレ注意「バッドエンド?二人の罪は、二人の絆となり、親友の絆が深まり、平和な日々が過ごせると思いきや」続編があるなら? - みんなのブログ。