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感想・書評「偶然の音楽:ポール・オースター」ネタバレ注意・莫大な財産を手に入れたナッシュには家庭があります(レビュー)。 #読書


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偶然の音楽 ポール・オースター

ある日突然、自分のもとに莫大な財産が転がり込んできたら一生遊んで暮らすのにな。なんて事を誰でも一度は考えたことがあると思います。
この小説ではそのもしもが本当に起こるところから始まります。最初から興味が惹かれる内容です。
莫大な財産を手に入れたナッシュには家庭があります。今まで仕事の毎日だったけどこれで仕事を辞めて子供との時間もとれる。
そう思っていたのですがいざ子供と対面してみると、今まで仕事ばかりでろくに子供と関わって来なかったせいで、自分はぜんぜん子供に好かれていないことに気がついてしまいます。ナッシュには家庭に居場所がなかったのです。これは多くの家庭にありうることだと思いました。
やりきれなくなったナッシュはどうしていいか分からず車を飛ばし始めます。ひたすら車を飛ばしホテルに泊まる、というお金持ちにあるまじき生活を四ヶ月も続けます。
そんなある日、ナッシュはかつての知り合いフィオーナという女性にばったり出会います。そして二人は良い関係になっていきます。
次第にナッシュは結婚を申込もうと思うほどになります。この小説はこの二人が中心の物語かな?と思っていました。
しかしばらくするとフィオーナの元恋人が戻ってきてナッシュはあっさり振られてしまうのです。ナッシュ同様、読んでるわたしも呆然としてしまいました。
しかしこの小説はここからがとても面白いです。ここまで読めばその先はすいすい読めてしまうと思います。
この先の展開が気になったら是非読んで確かめて頂きたいです。
ストーリーはもちろんのこと主人公のナッシュが自分やまわりに起きた事を冷静に分析したり独自の目線で思考を展開していくのもこの小説の面白いところです。
読んだらきっと共感したり感心したりすると思います。

ありがとう寄稿。

本作のタイトルである「ラプラスの魔女」は、科学至上主義を揶揄した「ラプラスの悪魔」をもじったものでもあり、理系の私としてはかなり期待をして買いましたが、世界観がつかめず最初は苦労しました。しかし読み切れば、期待を裏切らず大変面白い内容の作品でした。

感想&書評「ラプラスの魔女:東野圭吾」(ネタバレ注意)感想レビュー・作品の世界観がつかめず途中で一度中断し再度、冒頭からチャレンジ。 #Novel | おすすめ面白い小説用ブログ。