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感想・書評「レインツリーの国:有川浩」ネタバレ注意・図書館戦争が面白くて、そのスピンオフ作品ということで(レビュー)。 #読書


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レインツリーの国 有川浩:感動しました

有川浩の図書館戦争が面白くて、そのスピンオフ作品ということでレインツリーの国を読んでみました。
ヒロインのひとみは聴覚障害者で、自分が自由にいられるネットの世界を大切にしています。
難聴者だからこそ言葉を大切にしている、という言葉が心に響きました。
主人公の伸が一生懸命ひとみのことを考えて行動しているのに、どこか空回りしてしまうところが切なかったです。
でも最後には2人の思いが通じあったので本当に良かったです。
ひとみが伸の知り合いのお店で髪を切ってイメチェンするシーンが可愛くて胸キュンでした。
ブログを通じて知り合った2人という設定で、最近ではよくあることのような気もしますが難聴者と健常者の恋愛ということで感動が増しました。
やはり様々な障害を乗り越えた先にある恋愛が感動する要素になるのかなと思いました。
そしてお互いに好きな本についてメールでやり取りする2人が微笑ましかったです。
映画化もされているので今度映画も見てみようと思います。