今日がまた始まるぞ!って感じ「花子とアン」
私的には前作があまりにも駄作中の駄作で、朝ドラを観る気持ちが「あまちゃん」で得た貯金を全て使い切ってしまった感じだったのですが、今回の朝ドラは非常に朝観るにふさわしいサワヤカさを感じます。
まだ主役の吉高由里子さんは出ていませんが、子役の子の演技も凄く自然で今後どうなっていくのか翌日が楽しみになっています。
特に最高なのが、美輪明宏さんのナレーション。「ごきげんよう、さようなら」と毎回締めるのですが、早くもあのセリフを聞くと「今日がまた始まるぞ!」って気分になり、スタートを切れる気がしています。
またハリセンボンの春奈さん演じる「白鳥かをる子」さんが結婚できるかなど、ちょっとクスッとしてしまうサブストーリーも随所に散りばめられており飽きさせません。
キャストも例えば室井滋さんや伊原剛史さんなどは甲府の田舎感をものすごく醸し出しているし、ともさかりえさんは嫌味な先生役がはまっているし、また(もう今後出るのか分かりませんが)街の地主役でカンニング竹山さんがチョイ役で出ていたりとキャスティングにもセンスを感じます。
今後、半年間が楽しみになる朝らしいドラマです。