」で便利でお安く。ルーズヴェルトゲーム 第3話 主演 唐沢寿明
社長は会社経営が上手く行かなくなったため社員の大幅リストラの決行を指示します。そのなかには契約社員の沖原和也の名前があります。勤務成績もよく、非の打ち所がない社員を契約社員というだけで首にするわけにはいかないと人事課長は正論を通し、いったん契約を切った上で経理課から総務課での正社員雇用をします。
沖原は野球を続けるべく青島製作所野球部に入部します。そこのエース萬田は故障してしまい一年間投げられなくなります。そこで萬田は退社を決意します。萬田がこのチームのエースと認めたからでしょう。辞める前に沖原を呼び出し、シュートボールを教えます。自分の肘がボロボロになっても、沖原が習得するまで続けます。萬田はその時、自分が野球を辞めることを決意していたのですね。
退職当日、萬田はみんなの前で挨拶をします。そこで、「野球部を応援してください」と何度も頭を下げます。大好きな野球、心から愛しているものを諦めなければいけない気持ちははかりしれません。ですが、気持ちよく野球部に「応援団」という置き土産をして去っていった萬田に胸を打たれました。後を任された沖原の活躍にも期待します。
