ムーランルージュ ニコールキッドマン
少し古い作品になりますが、ニコールキッドマン主演で「ロミオとジュリエット」のバズラーマン監督の作品です。
19世紀末の夜のパリを象徴するナイトクラブでのお話です。
内容は、クラブ経営支援との引き換えにニコール演じる高級娼婦サティーンを手に入れようとする公爵と恋に落ちた若い貧乏作家と間での苦悩の恋愛物語で、内容は至ってシンプルながらも、どこか懐かしい世界を感じさせます。
結末はハッピーエンドではないですが、劇中で流れる曲がとても豪華。
マドンナやビートルズ、クイーン、U2などの絶対どこかで耳にしたことのある曲が登場人物に重ねて描かれており、ムーランルージュがどんな意味を持っているのかがすごく伝わってきます。
登場人物の衣装のデザインもメイクもとても奇抜で派手ではありますが、カンカンやタンゴなどを踊る彼女たちのパフォーマンスのレベルの高さにも見入ってしまう作品です。
ミュージカル調なので、好みが別れる作品ではありますが、見てみて損のない作品です。