一回り以上年上の部下の扱い方・・・
とあるオンラインショップで働いております。ここはオンラインショップなのですが、電話での受注も承っているので、電話対応のためのパートさんを雇っております。数か月前にアラフォーの私より1周り以上上の女性がパートさんとして雇用されました。物腰が柔らかくてにこやかな、まるでNHKのキャスターのような上品で素敵な女性です。日本語の美しさも逸品です。よい方が入ってきて下さったねとみんなで大喜びしていたのもつかの間・・・、日々過ぎるごとに「おや?」というのと、あと「もや」というのがコツコツと積み重なってきました。
まず、パソコンが使えない。電話対応がメインのお仕事と言っても、オンラインショップですから、オーダーの管理等は勿論パソコン上の専用システムで行っています。そのシステムの使い方を覚えるのは、それは誰でも初めてなので大変だとは思います。しかし一般的なマイクロソフト社のオフィス製品の使い方がはっきりしないのは・・・新卒ではないのでちょっと勘弁していただきたいです。困ってしまうのは、ダブルクリックとシングルクリックの区別が付かないこと。いつダブルクリックすべきで、いつシングルクリックすべきか判別が付かないそうです。こういうのは習うというより慣れだと思うので、こちらも口頭で説明するのもなんとも難しい。
そのため気づいた都度「これはダブルクリックですよ。」「ここはシングルクリックですよ。」と声をかけるようにしているのですが、覚えられないみたいです。どうして覚えられないのか好奇心から聞いてみたら「年齢かしら。」とお上品におっしゃるので、こちらももうそれ以上何も言えません。年齢を出してくるのは卑怯ですよね。年功序列の日本社会で生きてきたサラリーマンとしては、年上の方にはそれ以上強くは言えません。自分も将来そうなるのかもしれませんもの・・・。
パソコンの使い方も、商品情報も、何度もお伝えしても、覚えて下さいません。判断力もありません。けれど本当に感じのよい頑張り屋さんの素敵な方なので、会社としては解雇は考えていないようです。一緒に現場にいる私たちは正直むしろ仕事が増えているのですけれどね・・・。いい方なので私自身も愚痴るにも愚痴り切れなくて、もやもやが募るばかりの毎日です。最近目の下にクマがあるのはきっと彼女の影響なのでしょう・・・。でもいい方なのですよ!