人のふり見て我がふり直せと感じたこと
私が以前働いていた職場に、いつも人の悪口ばかり言っているお局さんがいました。
会社は、まだ設立して20数年ほどの比較的新しい会社でしたが、そのお局さんは会社が立ち上がった頃から働いているので、他の社員たちは頭が上がらない状態でした。
フルタイムで仕事をしていて、唯一気が休まるはずのお昼休みなのに、その人が毎回悪口を言っているので、気持ちよく食事をすることが出来ませんでした。
一緒に食事をしなければいい話なのですが、同じフロアの女性は、お弁当を持参している人が多く、いつの間にかみんな揃ってお昼ご飯という暗黙のルールが出来上がっていました。
お局さんの悪口の内容は、仕事が出来ないというだけにとどまらず、容姿や性格のことまで細かく指摘します。日頃の仕事のストレスが溜まっているのか、本人のいないところで悪口をまくしたてて、気分をスッキリさせているように見えました。一緒に食べている他の社員は、受け流しているような感じでした。みんな何も言えないという空気がただよっていました。
私は、学生時代から部活動をしていたので、上下関係はわきまえているつもりです。しかし、その立場を利用して、下の人たちのことをあれこれ言うのはおかしいと思いました。
人のふり見て我がふり直せと感じた出来事でした。