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最強のオンナ(秋のドラマ特別企画)感想&あらすじ・藤山直美さん演じる「みどりさん」の歯に衣着せぬ言葉、まさに「おばちゃん」と…(ネタバレ注意)。 #ドラマ


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秋のドラマ特別企画 最強のオンナ 2014年10月5日 午後9時放送

このドラマとの出会いは本当に偶然でした。23歳の娘と二人、数日前に録画していた某ドラマを観ているうちに、二人とも眠くなってきて、「もう今日はやめとこうか? 明日観よう。」と再生を停止しました。当然ながらその後は、通常のテレビ放送になったわけですが、時刻はちょうど午後9時になりました。画面に『秋のドラマ特別企画「最高のオンナ」』と大きく表示が出てきました。テレビ自体を消して寝室に行くはずだったのですが、なんとはなしにそのままソファに座って観初めてしまったのです。

 これが、このドラマとの出会いです。本当に、最初からグイグイと引っ張り込まれました。
軽快なテンポで進む話、なかでも藤山直美さん演じる「みどりさん」の歯に衣着せぬ言葉、まさに「おばちゃん」という感じのポンポーンと小気味のいい話しっぷりに、もう釘付けになってしまいました。展開はだいたい想像つくのに、おもしろくて思わず笑ってしまうのはなぜなんでしょう。眠気はすっかり飛んでしまいました。もちろん、娘も。
 思ったこと、言いたいことは、すべて言ってしまう「みどりさん」が、私には輝いて見えました。久々にスカッとさせてもらいました。
こんなこと言ったら相手が傷つくんじゃないだろうかとか、自分がどう見られるだろうかとか考えて結局思ったこと、言いたいことの半分も言えてないんじゃないかと思う昨今だからこそ、このドラマには引き付けられたのかもしれません。
 小学校でのいじめ問題や非行に走った生き別れの息子との問題が、あまりにも簡単に解決してのエンディングは、現実的ではないけれど、逆にサラッと「めでたしめでたし」でよかったかもと思います。子役の鈴木梨央ちゃんも可愛かったです。