プラダを着た悪魔 出演:アン・ハサウェイ メリル・ストリープ…他
今回私がご紹介したいのは「プラダを着た悪魔」です。
この映画はアン・ハサウェイ演じるジャーナリスト志望の野暮ったい女性アンディが、有名ファッション雑誌ランウェイの鬼編集長ミランダの下で働く所から始まります。
アンディはミランダの理不尽な要求に挫けそうになりながらも機転をきかせ、やる気と根性で何とか乗り越えて行きます。
アンディの成長からなる心境の変化に現状の変化。
新しい出会いにトキメキながらも望まぬ別れに戸惑う。
働く女性ならば必ず楽しめる映画だと思います。
そしてこの映画は内容も素晴らしいのですが、注目していただきたいのは女優さんです。
アンディを演じるアン・ハサウェイとミランダを演じるメリル・ストリープ。
この二人はなんとオスカー女優なのです。
アン・ハサウェイは「レ・ミゼラブル」にてアカデミー賞助演女優賞を受賞。
メリル・ストリープは「マーガレットサッチャー 鉄の女の涙」にてアカデミー賞主演女優賞を受賞。
内容を絡めて言うのならば、オスカー女優対決と言うべきでしょうか。
二人の掛け合い、また二人が作り出す空気がとても素晴らしいのです。
是非、注目して見てください。
この作品でかなり印象深い、ミランダの鬼っぷりを発揮したセリフを少しだけ紹介致します。
「あなたの無能さについてはアピールしなくていいわ」(弁解をしようとするエミリーに対して)
「書店にあるのは持ってる。双子が知りたいのはその先。出版業界にいるのだから手に入れられるでしょ?あなたに不可能はないんだし」(ミスをしてしまったアンディに対して)
いかがでしょうか?
かなり理不尽で鬼っぷりを存分に発揮していますが、作品を見ていくなかでミランダの仕事だけではない、人間的な内面を垣間見ることも出来ます。
本当に面白く、何度も見返せる映画ですので、是非ご覧ください!