」で便利でお安く。ブラタモリ「松江」8月1日放送
この番組は好きだが、タモリ一行を迎え入れる自治体側のいわば「接待解説」のような姿勢が気になる。
タモリの博学は認めるところだが、ナビゲーターが「なんだと思います？」と問いかけて、タモリが言い当ててしまうと過剰に驚く姿勢がどうも鼻につく。
この番組、日本を再発見する番組であるが、知っている地域を探訪された時に、その「接待感」がはっきり出てしまう。
また取材であるエリアを入る時に「今日は特別に…」でタモリ一行ご満悦というおなじみのシーンも、その接待感をまざまざと見せつけるシーンでもある。
その中で、今回の「松江」ではまず松江城に向かう時に「天守って案外何もない」とタモリが本音を吐露するシーンは痛快で、「言っちゃった」というようなテロップも的確だった。
アシスタントの桑子アナについては、賛否あるようだが、個人的には「イマドキ」のお嬢さんという感じで、好奇心に目をキラキラさせるなど好感触である。
その一方で草彅剛のナレーションは実につまらない。
「さすがタモさん」というセリフは毎回使っているフレーズのように感じるが、「さすが」という言葉に抑揚がなく、実に白ける。
ありがとう寄稿。
たけしのニッポンのミカタは、身近に起こる様々な社会現象をテーマにした番組です。今回のテーマは、ニッポンの運び人ということで、便利な生活を支えてくれている運送人に関する特集でした。
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