余命(松雪泰子主演)を見て、初めて映画で泣きました。
映画館で余命という松雪泰子さん、椎名桔平さんが出演された映画を見ました。母に誘われて見たので、自分から見たわけではありませんでしたが、見てよかったと思いました。この物語がガンになってしまった自分の命を取るか、出産することを優先するかというどちらの選択を取るのかがテーマでした。当時社会人なりたての独身で、まだ命の事も出産の事も子供の事も何も考えていない時期でしたが、映画の内容にどんどん引き込まれていき、クライマックスでは、涙を堪えきれずに初めて映画館で泣いている自分がいました。
この映画を見て自分の命の在り方や、女性としての喜び、子供を授かるということについて考えさせられ、考え方も変わりました。また夫婦の関係についても考えさせられました。出産したいという気持ちと、ガンになったことを夫に話せば出産を諦めなくてはならないかもしれない、だから夫にはガンのことを伝えないという選択をしたのですが、私自身はガンになってしまったら真っ先にパートナーに相談して支えてもらいながら乗り越えていくと思います。映画の主人公は一人でガンと戦いながら妊娠を続けるのですが、松雪さんが母としての強さを表現されていて本当に感動しました。何度見ても感動して、涙を流す映画です。女性はもちろん、男性にも見てほしい映画です。
ありがとう寄稿。
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