難しいけれど読んでおきたい指輪物語「旅の仲間」 上1 トールキン作 瀬田貞二翻訳
映画にもなった「指輪物語」、電車通勤のときにじっくりと本を読みたくて買いました。
もともとお気に入りの物語だったのですが、愛読していた本がぼろぼろになったので「買い替え」です。
日本では映画のおかげで人気の出た作品ではありますが、実際に原作を読み込んでみると映画とは少し趣が違うということがわかると思います。
登場人物のことも丁寧に書き込まれているので、読んでから映画を観ると少し物足りなく感じるかもしれません。
ファンタジーの分野に入るのですが、最近の流行の「ファンタジー」のファンには手ごわすぎるかもしれません。
もともとトールキンが他のヨーロッパ諸国にあるような「神話」が英国にないことを残念に思って創り上げたとも言われる作品は魔法の杖を一振りで問題解決、というようなものではないからです。
偉大な力も無く、リーダーシップなんてものとは縁遠い普通の「おじさん」である主人公が、偉大な英雄たちが束になっても難しい大きな仕事をするわけです。
読者は「いたって普通」の人が大半でしょうから、簡単に主人公と自分たちを重ねて読み進むことができると思います。
いつも「重要じゃない人物」と見過ごされがちの人が実は一番大きなことを成し遂げる、という展開は日ごろVIP待遇を受けられない私にも実に爽快なのです。
ありがとう寄稿。
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