東野圭吾のミステリー「変身」の深さ
東野圭吾さんの作品が好きで、色々読んだことがありますが、ようやく「変身」を入手しました。
普通の、気の優しい青年だった主人公の純一が不慮の事故に遭い、世界最新技術である「脳移植」をされます。
手術後、だんだん自分が自分で無くなっていくのに恐怖を覚え、ドナーを突き止めようとするストーリーです。
正直に言うと、かなり初期の時点でドナーの正体に気付いてしまいました。
しかし、少しずつ変わりゆく純一の性格や、純一の様子を不安そうに日記に記している恋人のメグの苦悩が細かく描写されていて、退屈には思いませんでした。
最後は凄く哀しい結末で終わるので、「面白い!」というよりは、考えさせられる一冊という印象です。
私の勝手な解釈で、作者の本当の思いは分かりませんが、この世の将来を危惧しているのかなと思いました。
どんどん科学が発達していき、色々な部位の移植も可能になっています。
脳の移植が当たり前になる時代もくるかもしれません。
その時に、「魂」や「心」などの部分をどう考えるのか、という問いかけをされているような気がしました。
ストーリーとしても十分楽しめ、そして興味深い作品だと思います。
ありがとう寄稿。
より収穫高を挙げることばかりに血道を上げて、自然との共生を忘れた行動をとったときに自然は我々に反省を促す。
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