」で便利でお安く。「察しない男」と「説明しない女」のモメない会話術 著者：五百田 達成（いおた たつなり）
同じ人間同士でも、男と女では考え方や感じ方に大きな違いがあるもの。
同じ日本語を使っているはずなのに、会話が全くかみ合わないという事もよくあります。
心理カウンセラーの筆者いわく、『「男語」と「女語」は、同じ日本語でも、通訳が必要なぐらい、大きな違いがある』そうです。
それ程性質の違う生き物同士が、どうすればモメずに気持ちよくコミュニケーションを取ることが出来るのか。
それを分かりやすく解説したのがこの本です。
この手の本は、本屋に行けばズラリと山ほど並んでいて、どれを買えばよいのか迷った挙句、結局買わない事も多いです。
ですが、この本を手に取った瞬間、私は思わず衝動買いをしてしまいました。
立ち読み防止のテープが巻かれていて、中身が確認できなかったにも関わらず、です。
理由は背表紙に書かれた言葉。
男と女の違いについて、簡潔な言葉が並んでいるのですが、そのどれもが物凄い説得力！
例えば『男は理由がほしい 女は誠意がほしい』 『男はほめてほしい 女はわかってほしい』 等々…
思い当たる節がありすぎて、思わずその場で「うんうん！」とうなずきそうになってしまいました（笑）
背表紙だけでも納得でしたが、中身ももちろん期待通りの内容の濃さです。
男女の性質の違いについて書かれた本は多いけれど、正直「じゃあどうすれば良いの！？」と思ってしまいます。
この本のすごい所は、単なる違いの説明に終わらず、会話術に特化した内容になっている所。
章ごとに基本編、仕事編、日常編、恋愛編、家庭編と分かれていて、さらによくあるケースについてNGな言い方と、OKな言い方が具体的に書かれています。
要するに、「難しい事は分からなくても、とにかくこのフレーズさえ覚えておけばOK！」という、ずぼらな私にとってとてもありがたい本です（笑）
男と女は違う生き物。頭では分かっていても、納得はできないし正直面倒くさい。
でもいちいちモメるのもそれはそれでしんどい。
そんな時はこの本を読んで、とにかく重要なフレーズだけでもいくつか覚えておきましょう。
きっと、役に立つはずです。
ありがとう寄稿。
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