百姓貴族 4巻 荒川弘 大変だと知りながらも農家へ憧れる
待っておりました!!『百姓貴族 4巻』!!
この漫画は荒川先生本人のご実家である農家(北海道十勝地方)での幼き頃から現在に至るまでの体験談や人伝に聞いた話、その他「もしも、こうだったら~」と言った仮想の話を元に描かれた漫画エッセイです。ご自身を牛で表現されている荒川先生と担当のイシイさんが、ありとあらゆる農家エピソードを紹介して下さいます。
荒川先生本人が生粋の農民というだけあって農家で育つという事、自身が農業経営に携わるという事、一次産業が如何に生活していく上で重要な事なのか、また、農を支える人達の苦労が分かる作品であります。
しかし、その大変さを荒川先生独特のユーモアで表現されているので重過ぎる内容も、逆に消費者の立場としてどう向き合っていったら良いのか自分なりに前向きに考えてみたくなります。
4巻では「もしも火星に移住したら?」と言った、近い将来考えられる事が書かれています。一次産業も宇宙化の時代なんだなぁと思いますが、その時が来るまで我々は地球でどれだけの事ができるのか、地球と真剣に向き合う時間が必要だと考えさせられました。
ありがとう寄稿。
このマンガは、女・上杉謙信の一代記です。私は歴史の分野には疎いので、恥ずかしながら上杉謙信が女性であったという説があることを、この本を手に取るまで知りませんでした。
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