旅のラゴス 筒井康隆 書店で謎のブームを起こしている一冊
書店で謎のブームを起こす、旅のラゴスを読んでみた。
お勧めの本等をネットで探すと、必ずといっても良いほどに上位にヒットする「旅のラゴス」書店でも平積みされており、気になり購入してしまいました。
読んでから気付いたのですが、これ1986年?新刊じゃないのですね。
何故今平積みされているのかはわからず、とりあえず感想を述べます。
最初の始まり方は結構突然な感じがして、設定に少し戸惑ったりしました。
タイトル通り、ラゴスという男性の旅を描いたファンタジー小説です。オリジナルの設定や「転移」や「壁抜け」「宙を飛ぶ」等超能力的な要素もあり、予備知識なしで読むと驚くかもしれません。しかし、語り口は淡々としており抑揚をつけないシンプルな文体で構成されております。
読み始めは小題の場面切り替わりについていけず、さっきの話はあれで終わったんだと拍子抜けする事もありましたが、
探り探り読み進める内に物語の形や、ラゴスという人物像が少しづつ見えてきます。中盤あたりから年月を感じさせる描写も増えてきて、これが旅人ラゴスの一生を描いた小説である事に気付きます。
そして、読了後にはラゴスの旅の登場人物や国の魅力に引かれ、旅の続きを見たくなるそんな感想を抱かせてくれました。
私の世代的には「キノの旅」を先に読んでおりましたので、読んだ事のある方はそんなイメージを持って頂けるとわかりやすいかもしれません。
旅の最中に、旅をする前に読みたい一冊です。
ありがとう寄稿。
ダウンタウンの松本人志の独自の感性が好きです。納得が出来ます。若いころから20年くらいはダウンタウンを見てきましたが、松本さんの新しい顔を見れている様な気がしています。
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