『ワカコ酒 6』(新久千映):相変わらずのワカコ節
実写ドラマ化・アニメ化と波に乗っている『ワカコ酒』の最新刊です。
マンガ界の1つの流れとして、売れ始めると作風が変わってしまったり、うんちくがマンガに入ってきたりすることも少なくありません。
ですが、『ワカコ酒』はそのようなことはなく、相変わらずワカコがお酒とおつまみを楽しむというスタンスは変わりません。
そして、おつまみも高級品ではなく、身近なものを取り上げているので、親近感が湧いてきます。
その何とも言えない庶民的な雰囲気と、ゆるゆる進む作品世界が何とも良い感じなのです。
日常生活にお酒というエッセンスが加わるだけで、何だか人生に彩りが加わるのだなぁと思えてきます。
お酒好きな人はもちろん、お酒が苦手な方でも思わずお酒を一口飲んでみたくなるような、そんな不思議なマンガです。
なお、6巻には作者が別の雑誌で連載している「タカコさん」とのコラボマンガも収録されています。
タカコさんは音に注目したマンガのようで、こちらも気になります。
ありがとう寄稿。
講談社文庫から出版されている、大江戸仙境録とういう、作者石川英範、全7巻シリーズの江戸を舞台にしたタイムトリップ小説が、出版されてから20年もたっているのに未だに新しく面白く読んで楽しめます。
感想&書評「大江戸仙境録:作者・石川英範」(ネタバレ注意)感想レビュー・タイムトリップ小説は、面白いけれどとても切ない。 #Novel | おすすめ面白い小説用ブログ。