『友がみな我よりえらく見える日は』(上原隆):これがノンフィクションだ
生きていると「自分の人生は人より劣っているのではないか」と疑問に思うことがあります。収入や地位やワークライフバランスなど、色々なことで、人は自分の人生を測りたがるものです。
『友がみな我よりえらく見える日は』では劣等感を抱えた人物がいかにして、自分の自尊心を回復するのかがテーマとなっています。うつ病・リストラ・離婚はもちろん、ルックスや浮気症の配偶者など、実に色々な原因で劣等感を抱えた人が登場してくるのです。そして、ノンフィクションゆえに、取材時から事態が好転した人とそうではない人、何も変わらない人やさらに事態が悪化する人など、様々な展開になっていきます。しかし、それでも彼らは前を見て生きているのです。読後の悲壮感は皆無と言っていいでしょう。本書を読むと、「こんなことがあっても生きていけるんだ」と気持ちを奮起させることができます。これがノンフィクション文学の魅力なのです。人生に悩んだ人にこそ、手にとって欲しい1冊です。
ありがとう寄稿。
相撲部に対戦を挑もうとする田代でもあるのですが逆にプレッシャーの弱さが露呈に出てしまうのはかなりマイナスにもなってくるのですが逆にここからの展開が見物にもなってくるものです。
クロカン16巻第1話「すごい人たち」(三田紀房)感想&あらすじ・相撲部に対戦を挑もうとする田代でもあるのですが逆にプレッシャーの弱さが露呈…ネタバレ注意。 #マンガ - 面白い漫画を教えてください。