火花:又吉直樹:さすが芥川龍之介賞受賞作。非常に読みやすい文章でお笑い芸人のポリシーが伝わってきます
さんざんテレビで取り上げられていたときには、読む気が起きなかったのに、たまたま立ち寄った古本屋で見つけて購入してみました。
読んでみて、ビックリしました。さすが芥川龍之介賞受賞作。
まず、文章が固い言葉を使っていなくて読みやすかったです。
私はいつもライトノベルや漫画、児童書をメインで読んでいて、固い表現の多い文学作品は苦手なのですが、この火花はすいすい読めました。
私が一番好きなところは主人公・徳永が一度芸人としてそこそこブレイクした後芸人を諦めるのですが、その後のラストに繋がる話の流れです。
一般企業に就職して働いていた徳永は、行方不明になっていた師匠と慕っている先輩神谷と再会します。
その時、神谷はちょっと困った状態になっていたのですが、徳永はそんな神谷に泣きながら説教します。
その内容が、お笑いだから何をしても言い訳ではない。芸人として人間としてのポリシーがちゃんとあるのだということでした。
なぜだか、この説教は私の心にも残りました。
お笑い芸人さんも色々なポリシーが必要になるのですね。
お笑いの見方が変わるかもしれません。是非一度読んでみてください。
ありがとう寄稿。
さつまいも農園を営む むらさき夫人にふりかかる事件を解決する今回のお話し。おしりたんていと、助手のブラウンが事件に挑みます。
感想・書評「おしりたんてい・むらさきふじんの あんごうじけん/さく・え トロル」ネタバレ注意・主人公であるおしり探偵と助手のブラウンが、毎回いろいろな事件を解決へと導くお話し(レビュー)。 #読書 | みんなのレシピ・お料理ブログ。