川村元気「世界から猫が消えたなら」を読んで泣きました
前々から、本屋さんで見かけて気になっていた本の1冊に、川村元気「世界から猫が消えたなら」があります。
表紙に可愛い猫の写真が使用されているから、猫好きの私にとっては見逃すことができない本でした。
先日、ついに購入して読んでみました。
主人公は、郵便配達員として働いている30歳の「僕」です。
名前はありません。
「僕」は猫と2人で暮らしていたのですが、ある日突然、脳腫瘍で余命宣告されてしまいます。
絶望に思っていたところ、自分そっくりの悪魔が登場して「世界からなにかを消すかわりに、1日だけ命をのばしてあげる」と取引を持ちかけられるのです。
自分の命より大切なものはないと思った「僕」は、世界から次々と、なにかを消していきます。
電話、映画、時計。
いらないと思っていたものばかりだけど、いざ消えてしまうと「僕」の心には、それにまつわる大切な思い出がよみがえってくるのです。
家族への思いが交差していき、最後には猫が消されることになるのですが…、その時点で、涙でボロボロになってしまいました。
軽くて読みやすい文章なのに、いろいろと考えさせられる、読み応えのある本でした。
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