「危険なビーナス」 東野圭吾・著
獣医として働く主人公の伯朗の前に、弟明人の妻だと名乗る楓が現れるところから物語は始まります。父親が違い年も離れた明人とは疎遠になっていた伯朗ですが、楓から明人が失踪したことを知らされます。弟の行方を捜すため、資産家である明人の家族に近づき少しずつ真相に迫っていく様子を描いた小説です。
画家だった亡き伯朗の父が描いた図形のような絵が、実は数学界で解明されていない前人未到の域に達していたこと、それは伯朗の父が受けた脳腫瘍の治療が影響していることなど、科学的な話も絡んで興味深かったです。兄弟の母の不審な死の真相、犯人は誰かというのも最後の最後まで種明かしを引っ張っているので、ページをめくる手が止まらずに一気読みしてしまいました。明人が一度も登場しないまま話が進むのも、読み手は様々な想像力をかきたてられます。楓の正体が明らかになったラストシーンは、そうきたかと思わずニヤリとしてしまう展開でした。タイトルといい、少し陳腐とも言えるようなユニークさがあって楽しめた作品でした。
ありがとう寄稿。
家政婦のミタゾノの第5話では、空き巣が家に入って泥棒が家にいる時に家政婦であるミタゾノが家に来ます。その泥棒は、家に人がいないと思い二階の金庫を開けようとしたらその家の娘である女の子に見られてしまいました。
家政婦のミタゾノ5話/テレビ感想2016年&あらすじネタバレ注意・空き巣が家に入って泥棒が家にいる時に。 #TV | 安心の在宅ワーク!稼ぐ人の口コミ・ブログライティング。