「君に届け」6巻 椎名軽穂・著
千鶴がずっと想い続けてきた龍の兄が帰ってきましたが、なんと婚約者を連れて登場。千鶴はあっという間に失恋してしまうという急展開でした。それでも泣いたりすねたりすることなく、精一杯明るく振る舞っていた千鶴がけなげで痛々しかったです。
爽子とあやねが、そんな千鶴に何もしてあげられないことに悩む気持ちもまた痛いほど伝わってきました。爽子にとっては、こんな風に悩む友だちに寄り添うのも初めての経験なんでしょうね。でも、気の利いた励ましの言葉一つかけられなくても、爽子やあやねの存在自体が千鶴を救っていると思うのできっと大丈夫です。
そして、クリスマス会に誘われて舞い上がる爽子ですが、家族で過ごすことを楽しみにしている両親になかなか言い出せません。爽子があまりにいい子すぎるので泣けてくるほどでした。手際よく何でも作れるのもすごく尊敬してしまいます。うっかりお父さん宛ての腹巻をプレゼントしてしまいましたが、最後には風早くんに会えたので本当に良かったです。
ありがとう寄稿。
高嶺と花が一緒に過ごすクリスマスのエピソードが、あまりにもぶっ飛んでいて冒頭から大爆笑しました。最高級の布地を使用した特注品のサンタ服に身を包んで、いつものドヤ顔で登場した高嶺。これはクリスマスのドレスコードであり礼服なんだと堂々と言い放つ姿には、もうどこからツッコんでいいのか分かりません。
高嶺と花6巻(師走ゆき・著)感想ネタバレ注意!あらすじ・クリスマスのエピソードが、あまりにもぶっ飛んでいて冒頭から大爆笑…。 #COMIC - 面白い漫画を教えてください。