12月17日 おんな城主直虎 最終話「石を継ぐ者」
ドラマの主人公が死んで泣くことはあまりなかったのだが、今回は直虎の死に直面し泣いてしまった。柴咲コウは大好きな女優であるが、それだけでなくこのドラマにおける直虎の存在感が大きかったのだろう。他の出演者の泣くシーンもぐっとくるものがあった。
特に直虎をくそババアーとまで陰口をはいていた万千代が落胆するシーンもまた泣けた。そして一念発起した万千代が徳川と北条との和睦をうまくまとめあげて、念願の元服を認められる。そして家康からもらった名が井伊家の直と小野家の政をとり直政。納得のいく呼び名である。ここでもまた泣けた。この作品を見たことで徳川と井伊との結びつきのルーツがはっきりわかる。幕末に井伊直弼が必死に徳川幕府を守った理由もわかる。このドラマに出会えて素晴らしい一年間だった。