」で便利でお安く。美女と野獣は実写化の最高峰だと思います。
90年代に大ヒットして、アカデミー賞を受賞したディズニー映画の実写版です。私は当時、クリスマスのプレゼントとして、この映画のビデオを両親に買ってもらい、ビデオデッキが絶滅しつつある現在でも まだ持ってます。 劇団四季のミュージカルも観に行ったこともありました。
ヒロインのベルが歌っていた歌も覚えています。 それぐらい好きで記憶に鮮明に残った映画だった為、上映が開始されたら すぐに映画館に観に行きました。 ただしレディースデーで。
そんな感じでしたので、とても期待し、気合を入れて観てきました。 結果を言うと、アニメ映画を本当に忠実に再現しているな、という印象です。 ただ脇役の印象が ちょっと雑かなあ、と思いました。 カップのチップはアニメより可愛くなかったです。 もっと子どもらしい無邪気さがあったのに。 ガストンのことが好きな三人娘も、アニメでは色っぽかったなぁ。 あと劇中の歌も歌詞が少し変わってて、無理矢理な吹き替えだったように思えました。 映像は最新のCGなので、美しく圧倒されました。 最後の一枚の薔薇の花びらが落ちた瞬間の情感には、結末がわかっているのに泣けます。 主題歌も、現在の若者が歌っていますが、情緒がちょっと軽いように感じたのは、自分が おばさんになったからかもしれません。 こんな大人目線ばかりですが、一瞬でも、夢見る子どもの頃に戻れる映画です。 デジャヴ感もありますが、実写化の方が もっとロマンチックです。 私の王子様も、早く実写化して現実に現れてくれないかなあ、と思いました。
