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きのう何食べた? 第12話「ゲイである主役の二人が、中年の二人なりの、自分たちなりの、カップルとしての生き方を」【テレビ感想2019年ネタバレ注意】。 #TV


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:主演 内野聖陽さん 西島秀俊さん
最終話の第12話まで、全て観ていた大好きなドラマが「きのう何食べた?」。
毎回、じんわりと心が温かくなるシーン、そして、「あるよ、あるある!」と声を立てて笑ってしまうシーンがあるのが、このドラマの大きな魅力でした。
最終話の12話は、ゲイである主役の二人が、中年の二人なりの、自分たちなりの、カップルとしての生き方を、示しました。
適当でない感じが、つくづくいい脚本だなーっ。
こうだから1話も欠かさず、毎週、観たくて仕方がなかったんだなー。
と、この番組の深い魅力に改めて納得です。
最終話では、西島秀俊さん演じるシロさんが自分の母親と実家の台所に並んで立って、料理をする場面があります。
この二人が一緒に料理を作る場面は、以前にも出てきましたが、これから一緒に食べるものを共に作る、ということの幸福さが、
よく伝わってくるシーンなのです。
「悪いけど、そこのお塩取ってくれる?」
なんて言いながら、料理番組のキッチンのように広くもないのが普通のおうちのお台所で、
それがほんとうにいい!あったかい!!
そういう光景が、かけがえのない幸せのシーンとして、うまく描かれています。
ああー、友達にも観ることを勧めたほどに好きなドラマが終わってしまって、さびしい限りです。