小学三年生の頃に引っ越してきたあの子に私は一目惚れをしました。
その子は色が白くていい匂いがして、御両親はレストランを経営している方でした。
毎日のように公園で野球して遊んだり、一緒に学校から帰ったりして日に日にこの人のこと好きなんだなって思うようになったのは覚えてる。
家に遊びに行った時は、妹ちゃんと他のみんなでかくれんぼをしたり、お菓子パーティーしたりとてつもなく仲良くしてたなぁ。
バレンタインの時は初めて手作りでトリュフを作って渡したのも覚えてる。
次の日に「味どうだったかな?」って聞いたら、顔真っ赤にして「妹に食われた」って言われた時は難しい気持ちになったなぁって思う。
初恋は中学1年生まで続いていて、ある日突然とてつもなういじられるはめになって、ひどいあだ名つけられたり荷物持ちしたりとか。
でも今となってはいい思い出です。