下町ロケット 池井戸潤 日本が世界に誇れる技術を支える中小企業の奮闘記
最近、高視聴率でテレビを賑わせている人気のドラマの原作の下町ロケット。ドラマで見る前に読んでとにかく感動しました。今まで、全く関わりのなかった業種でしたので、全てが新鮮でした。下町の小さな工場で働く人々の仕事に対する情熱や社内で起こる色々な摩擦、そして何よりそれを束ねる社長である佃航平の人間味あふれるキャラクターには感動させられました。名もない工場が紆余曲折を経て、大企業の打ち上げるロケットの部品を製造、供給するに至る物語です。
使い道を考え付かないまま、開発を進めていた中で開発された技術が思いもかけず、大企業も時を同じくして開発した技術だったところからこの物語は始まります。タッチの差で特許申請を逃した大企業は、最初は特許を買い取りたいと申し出てきますが断られると、次は特許使用を申し出てきます。しかし佃航平は即大金となるこの申し出を悩んだ末断り、自社で製造した上での部品供給を希望します。それに対する社内の反発や相手企業からの嫌がらせなどをはねのけ、最後は部品供給とロケット打ち上げを成功させます。
日本が世界に誇るたくさんの技術がこのような中小企業や工場の技術者達によって支えられているのだと実感させられる一冊でした。
ありがとう寄稿。
ドラマに出ている爽やかな演技の小泉さんも素敵ですが、積極的にトークされる姿も素敵でした。安住アナの話を引き出す技もさすがなんでしょうね。
ぴったんこカンカン【12月11日:小泉孝太郎さん】感想!番面白かったトークは、安住アナとのお洗濯やお掃除の話です…(ネタバレ注意)。 #TV - みんなの政治経済ブログ。