読書感想
料理ブロガーの山本ゆりさんのエッセイ集第2弾です。 第1弾が予想していた以上に面白かったので、この2冊目は期待を胸に手に取りました。分厚くてたくさんの章があるので、とても読みごたえがある一冊となっています。
小学生もいろんなことを考えてるなと思わせる本です。不登校は才能だと言ってしまっています。この著者は今度中学生になった子でこの本が書かれた時は10歳の小学生です。子供の作品と馬鹿にするつもりはありませんが、頭にス~っと入ってきます。
「Nのために」 湊かなえ著 ベストセラーになった「告白」の著者の作品 幼馴染やアパートのご近所という縁で結ばれた仲間の話です。皆、それぞれに語りたくない過去があり、貧乏・家庭不和・虐待などの痛みを背負っている友人同士です。
うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち:田中 圭一 この本では著者の経験談を踏まえ、ウツを乗り越えた人達と対談形式の一話完結型で紹介されています。難しい専門用語や敬遠しがちな暗い描写が少なく誰でも読みやすい構成になっています。絵柄自体はポップで…
「いい男論」を読んで立ち向かう精神を身に着けたいと思いました。 永松茂久著 仕事でもプライベートでも格好いい男性に少しでも近づきたいと願っています。身振り素振りも格好いいのですが、考え方そのものがいい男は違うものです。男気があったりする言動…
ぼくは明日、昨日のきみとデートする 七月隆文 少々購入が遅くなったような気がしますが、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を購入しました。映画館のCMで予告を見てから気になっていたのですが中々本屋へ行く機会がなく、やっと手元へ置くことができ…
タイトル「花芯、全3巻」。著者名「司馬遼太郎」。感想「不器用な男の生き様が胸をうつ」。 幕末、維新の英雄といえばパッと頭にひらめくのは坂本竜馬、もしくは西郷隆盛のような表舞台に立って華々しく活躍した人物でしょう。この小説の主人公大村益次郎(村…
「コンビニ人間」 村田沙耶香・著 村田沙耶香さんの芥川賞受賞作です。 幼少期の頃から変わり者だった主人公の古倉恵子。集団生活になじむために恵子が身に着けた技術は、他人の振る舞いを真似して自分を演じることでした。そんな恵子ですが、コンビニ店員で…
レインツリーの国 有川浩:感動しました 有川浩の図書館戦争が面白くて、そのスピンオフ作品ということでレインツリーの国を読んでみました。 ヒロインのひとみは聴覚障害者で、自分が自由にいられるネットの世界を大切にしています。 難聴者だからこそ言葉を…
海辺のカフカ 村上春樹 で村上ワールドを堪能 村上春樹の作品って最近読んでいないなと思いまして、海辺のカフカを(上)(下)合わせて購入してみました。 一言でいうと、心が安らぐ小説だなと思いました。
眩-くらら- 著者:朝井まかて まえまえから気になる人物がいました。葛飾応為、葛飾北斎の娘です。彼女の作品を見たとき、私は惚れてしまいました。そこで、彼女のことをもっと知るため歴史本などを検索したのですが、これといったものがない。あまり研究…
カエルの楽園 百田尚樹 今の日本社会を見事に揶揄 著者は保守系の論客として過激な発言で問題になることも多い。この作品も物議をかもしそうだ。 カエルが主人公であり、大変読みやすく2日程度で読破してしまった。
桜庭一樹「GOSICK RED」前シリーズと変わらない面白さあり。 私がおすすめしたい本は、桜庭一樹さんの「GOSICK RED」です。 この本は、ヨーロッパにある架空の国ソビュール王国で、主人公の東洋人の久城一弥と金髪の長い髪を持ったビスクトールのように美し…
ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 特別リハーサル版 J.K.ローリング ハリーポッターファン待望の続編といこうことで、大変期待度が高い作品でした。読んだ感想としては、期待を上回る面白さで、いい意味で期待を裏切ってくれる展開だったと思いま…
「君の膵臓をたべたい」 住野よる : 恋愛ではない二人の関係。 膵臓の病に侵され余命1年と宣告された高校生の女の子「君」と、彼女の病と余命を知る唯一のクラスメイト「仲良しくん」の話です。「君」は明るく活発でクラスの人気者。「仲良しくん」は地味…
デッドプールvol.1デッド・プレジデント ジェリー・ダガン他 デッドプールvs.ゾンビ軍団 アメリカで出版されていた「マーベルナウ!」シリーズ第一巻。アメリカの未来を正すため、とある男が魔術を利用しアメリカの歴代大統領を蘇らせた。しかし大統領達は全…
子育てハッピーアドバイス 明橋大二 著 子育てに悩み、家事との両立に悩み、非常に疲れてどうしようもなくなった時に、この本を読みました。どうすれば他の人たちみたいに子育てがうまくいくのか、みんなどうやって毎日子育てしているのかと常日頃から思い悩…
「奇妙な遺産」 大村友貴美 著 コスプレ准教授が謎を解く 謎を解く探偵役が、この作品では「コスプレ准教授」なのです。 世界史を教えるには、まずその頃の服装から・・が、持論の准教授。とても博識で、歴史の話を始めたら止まりません。
ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 J.K.ローリング 一言感想=待ってました! 言わずと知れた「ハリーポッターシリーズ」の第8番目のお話です。3人もの子供のパパになったハリーが、自分の子供を懐かしの母校「ホグワーツ魔法学校」へと通わせた…
【そういうふうにできている】【さくらももこ】【辛いことも思わずプッと笑ってしまえる勇気湧く一冊】 さくらももこの妊娠から出産までのエッセイです。 自分自身妊娠をし、安定期の穏やかな時間を終え、出産の時期が近付いてきて不安な気持ちになることが…
「そこをなんとか」11巻 麻生みこと・著 冒頭から、東海林先生の過去の恋愛遍歴を惜しみなく語った大サービスのエピソードが楽しくて、興味津々読み進めました。
シリーズ実写予定!日常の中の謎を解くミステリー!?米澤穂信氏の小説「ふたりの距離の概算」 この小説は、アニメにもなった。「氷菓」という、シリーズの続編です。新巻は2016年の11月に発売の予定です。実写化の撮影も行われているそうです。ジャン…
「地球岬の殺人」 吉村達也・著 高3の夏の事件が物語の始まり 高3の夏、友人を殺した・・犯行が表に出ないまま、14年が過ぎ、彼らは人気絶頂のロックバンドになった・・ そして、今、元メンバーが、次々と殺される・・事件が動き出した。
オーブントスターかんたん手作りお菓子・ 村上由美子(オーブントースターでも作れる事に感動です。) こちらの「オーブントースターかんたん手作りお菓子・村上由美子」さんの本で、電子レンジやオーブンが無くても、お菓子が作れる事に感動し購入しました。
赤ちゃんすくすく時期別妊娠中の食事/笠井 靖代/医学監修 タイトルの通り、妊娠中の食事についてのレシピ本なのですが、はっきり言ってオススメです。 料理初心者にはオススメしませんが、中級者~でしたらちょうど良い内容だと思います。 まず、前面カラー…
胎内記憶記憶でわかった子供もママも幸せになる子育て:『もって生まれて才能』の伸ばし方 池川 明 2人の子供をもつママですが、池川明さんの本に出会ってからは胎内記憶について考える様になりました。3人に1人は胎内記憶があるという事で、上の子にも聞い…
ノルマルク戦記1巻 滅びの星の皇子 赤城 毅 すれ違う親友二人の葛藤が見所。 運命に抗う青少年たちを描く架空戦記で、人間ドラマとしても楽しめます。幼少期の友・デミアンが隣国パルティスカの王となって主人公の国・ノルマルクを侵略、占領してしまいます…
「禁断の魔術」 東野圭吾・著 「ガリレオシリーズ」 本作の主人公は、「ガリレオシリーズ」主役の「湯川学准教授」の高校の後輩です。 つぶれそうなサークル「物理研究会」をなんとか助けてほしいと「文化祭」でのサークルのアピールを相談したのが、縁の始…
学校では教えてくれない地政学の授業(茂木誠):地政学という学問に興味が出た この本を読んで、初めて「地政学」という言葉を知りました。地政学とは、外交政策や戦争について理論化し、国家間の対立について地理的な条件を用いて説明する学問のことです。…
「二度泣いた少女 警視庁犯罪被害者支援課3」 堂場瞬一・著 犯罪被害者を支援することを専門にする部署で働く主人公、村野の奮闘ぶりを描いたシリーズ第3弾です。