「君の膵臓をたべたい」 住野よる : 恋愛ではない二人の関係。
膵臓の病に侵され余命1年と宣告された高校生の女の子「君」と、彼女の病と余命を知る唯一のクラスメイト「仲良しくん」の話です。「君」は明るく活発でクラスの人気者。「仲良しくん」は地味で読書が趣味で、友達が一人もいない男の子。
正反対の二人が彼女の病を知ったことから、二人の距離が縮まっていきます。病を笑えないブラックジョークにしてしまう彼女の発言と、それに動じず返答をする彼のセリフが淡々としていて面白いです。病気であることを感じさせない彼女と彼の会話はテンポがよく、決して暗くはない雰囲気で、読んでいて楽しいです。一緒に食事に行ったり、旅行に行ったり、お見舞いに行ったり、それはまるで恋人のような関係です。お互いにとってどういう存在なのか口にすることは生前ありませんでしたが、その結末は意外な方法で明かされます。読み終えたときタイトルの「君の膵臓をたべたい」という本当の意味がわかります。「膵臓をたべたい」二人の関係です。その意味を噛みしめながらもう一度最初から読み直したいと思います。
ありがとう寄稿。
今回は森山家が勢ぞろいでした。森山家のやり取りはどれもコミカルで面白かったのですが、中でも面白かったのは、妄想ではなく森山家の女子で朝まで生テレビのパクリをしていたところです。
森山家の女子で朝まで生テレビのパクリをしていたところです・逃げるは恥だが役に立つ8話/テレビ感想2016年&あらすじネタバレ注意。 #TV - みんなの恋愛ブログ。