子どもたちを、救うためにはどうしたらいい?
今回始まったドラマです。「家族狩り」。
特に、見ようと思っていたわけではなく、たまたまそのチャンネルがついていたんですが。
気づいたら見入ってしまっていました。
第一話にして、なんと重く、深い内容…。
「家族惨殺」へのミステリーが、この物語のメインなのかもしれませんが、私が衝撃を受けたのは、そこに描かれた、子供たちの深い心の傷。
いろんなタイプの傷を抱えた子どもたちが、今からも登場するのでしょう。
そういう子どもたちへの関わり方として、ただ、保護し、優しくし、愛情を与えていけばいいんだ、ということじゃないんだなあって、思いました。
私達からしてみると、虐待されている子は、その状況から
「逃げたい、助けてほしい」
と思ってると思ってたんですが、ここに出てきた子は、保護員に
「(虐待する)お父さんが帰ってくるまで待つ。」
と言い、それを無理やり施設に連れて行くと、その保護員に つばを吐きました。
それを見て、
(こういう思いになるんだなあ…。)
って、すごい辛くなりました。
虐待により、こどもの死亡事件があると、マスコミも私達も、児相は何やってたんだと、批判するけど、こういう子どもたちを助けるってことは、ホントはすごく 難しいことなんだなと思います。
私に、できることはないんだろうか…とまで思ってしまった、「家族狩り」第一話でした。