トドメの接吻 10話(最終回)
正直序盤はストーリーが単調で見ごたえがありませんでしたが、徐々にタイムリープを様々な方法で利用して這い上がっていく主人公の旺太郎の姿には目が離せませんでした。
最終回では金にしか興味がなかった旺太郎の心情の変化が明確で気持ちの良いものでした。
ストーリー序盤から気になっていたストリートミュージシャンなどの謎についても伏線が回収されていて、とてもまとまりが良かったです。
ハッピーなラストではありませんでしたが、相手を想うがゆえの行動は悲しいながらも優しさに溢れていて、印象に残るものでした。
少しの寂しさが残るからこそ余韻に浸ることができ、テンポの良いストーリー展開からの抑揚もあり、大満足なドラマでした。