9月13日SWITCHインタビュー達人達(たち)「美輪明宏×中園ミホ」
NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の脚本家・中園ミホと、作中で語りを担当した美輪明宏との対談番組です。毎回、放送の締めくくりに美輪明宏が「ごきげんよう、さようなら。」と視聴者へ語りかけるのですが、その語りが毎回違っています。
その台詞を録音する時はドラマはまだ映像として出来上がっていない状態で、実は台本を読んだだけでイメージを膨らませてその時その時の感情を表現しているといいます。毎朝あの「ごきげんよう」の声で一日のスタートを切るべくエンジンをかけてもらっている気がしていましたが、あの言葉の生まれる舞台裏が垣間見れて興味深かったです。
また対談は堅いものばかりではなく、ドラマに出てきた主要男性俳優数名の印象を聞いたり、タイプは誰?といった、女性同士がキャッキャッ言いながら楽しく話すような内容もあり、実際にドラマを見ているこちらもその会話に参加したいような、参加しているような気持になりました。そこから美輪明宏の恋愛観に話が広がりとても楽しく、またドラマの最終回に向けて気持ちをぐっとひっぱられたような印象を受けました。