ミステリアスキャラから普通のキャラまですんなりこなす成宮寛貴
彼を最初見たのは『あずみ』という江戸時代の刺客の話でした。
終始残酷無慈悲な感情を表に出さないクールなグループ長の役だった気がします。
自分にも他人にも甘えを許さないそんな姿を忠実に演じる彼の役者魂にだんだん引き込まれていったのを覚えています。
次に見たときは女の子として育てられた男の子役だったでしょうか。
しんなりしたその様子に彼にホントの女性を見た自分がいた気がします。
そして『金田一少年の事件簿Neo』では地獄の傀儡師という喜んで人を殺してしまえる役をやっていました。
狂った殺人鬼の感覚が肌にビシビシと伝わってきたのを覚えています。
同じ人が演じているはずなのに、成宮寛貴君が演じると全部がちゃんと別々のキャラクターに見えるのが不思議です。
演技がうまくてかっこよくてなんて憧れてしまいますね。