」で便利でお安く。NINE(ダニエル・デイ＝ルイス主演)は、ミュージカル映画の面白さを教えてくれました。
映画が観たい気分になって、ふらりと映画館に立ち寄り、たまたま上映時間が一番近かったという理由だけで観た映画でした。観終わった後すぐに監督や俳優について調べ、映画「シカゴ」で有名なロブ・マーシャル監督の作品だと知り、その日のうちにシカゴも観ました。もちろんＤＶＤもすぐに予約して購入するくらいハマった映画です。
映画監督のグイド・コンティーニの視点を通じて、映画制作の世界の裏側と、製作に関わる女性たちとの関係を、彼の人生に寄り添いながら描いた作品です。華やかな世界の裏側には苦悩や嫉妬、羨望や愛欲など、人間の業と言えるようなドロドロしたものが渦巻き、登場人物たちは皆、何かを抱えて生きています。煌びやなショー場面と孤独の場面の対比が、静かな映画に躍動感を与えていると思います。
そんな中で私が一番好きで、何度観ても飽きないくらい好きなのが、ケイト・ハドソンが演じるヴォーグ誌の女性記者ステファニーの「シネマ・イタリアーノ」です。歌もとってもステキで良いのですが、悩みや惨めさなど暗いシーンが多い中で、一点の曇りもないようなキラキラしたショー場面が堪らなく好きです!!気分が乗らない日には、このシーンのミュージックビデオを観るだけで元気がもらえます。私の大好きなステファニーが登場した後も、苦しくなるようなシーンは続きますが、最後の最後でグイドは小さな光を見つけ、救われたような気がします。このラストシーンは本当に圧巻で、豪華な女優陣と、画面の真ん中に佇むソフィア・ローレン(グイドの母親役で出演)に見とれているうちにエンドロールが始まった感じでした。
この映画を観る前まで、私はどちらかと言えばミュージカル映画が苦手でした。でも、この映画を観てからはミュージカル映画ってこんなに面白いんだと思えるようになりました。観るのを迷っている方にも、ちょっと敬遠気味の方にも、この感動を味わって貰えたら嬉しいです。
ありがとう寄稿。
農薬の危険性が十分に理解されている今だからこそ、カーソンの危惧していたことがわかる気がする。
感想・書評「沈黙の春」ネタバレ注意・野放図な農薬の散布は何を引き起こしたのか（レビュー）。 #読書 - みんなの恋愛ブログ。
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