名前をなくした女神の最終回はハッピーエンドかな?
最終回のそれまでは、各家庭ごとにそれぞれギスギスしたり無理をしたりしていてうまく行かないことを他のママ友にいじわるすることで発散しているドラマといった感じでしたが、最終回では何となくそれぞれの家庭が丸くおさまる的な感じで終わったようです。
個人的には主人公の杏がマイペースなところや鈍感で周りのことに気づかない雰囲気は、友人にこんなタイプがいたらそりゃイライラすることもあるだろうなぁといった印象でしたが友人役のりょうの切れ長なあのまなざしでスーっと意地悪をするところなんかは猟奇的でぶるっとする感じでした。倉科カナがそれまで張り詰めて無理してきた生活をみんなに公言して、田舎者ということを認めたり田舎で畑仕事なんかをしている姿は親近感がもてるというか、無理するとやっぱりつらいよなぁとか嘘ついたりするとそこから更に嘘を重ねなくちゃいけないから余計に自分の首締めちゃうよねぇとか同情のまなざしで見ていました。いずれにしてもそれぞれがなんとなくハッピーエンド的に終末を迎えた感じがしますけど、その先もう少し描かれてもいいのかなといった印象です。