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感想・書評「毒見師イレーナ:マリア・V・スナイダー」ネタバレ注意・架空の世界設定で、法律至上主義が前提。主人公の少女は殺人を犯した(レビュー)。 #読書


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「毒見師イレーナ」マリア・V・スナイダー :久々に続刊を読むことにした第1巻

架空の世界設定で、法律至上主義が前提にあります。主人公である少女イレーナ(約18〜19歳)は、殺人を犯した。この国では、いかなる理由でも殺人者は死刑になる。それが正当防衛かどうかは関係がない。ある日、最高司令官の右腕の面前に通される。いよいよ最後の日が来たと覚悟を決めるイレーナの前に彼、ヴァレクは言った。「このまま死刑を選ぶか?それとも毒味役になるか?」
この導入だけでも好奇心を刺激され購入に至ったのだが、久々の大ヒット!読み終わってからシリーズ物だと知ったのですが、迷わず続刊を購入しました。
登場人物の個性が立っており、キャラクター重視の作品かと思いきや、プロットがなかなか捻っており、伏線の回収もきちんとされています。
何より、主人公イレーナの肝が座っており、意地でも困難を乗り越えようという強かさが気に入りました。ただ前向きなだけではなく、奸計も使う強かさがある方が好きですので。まあ、主人公だけに都合がいいなと思わなくはないのですが、女性作家の女性主人公にありがちな、「なぜ彼女がそこまで評価されるのだ?」と疑問に思うことはありませんでした。そりゃあ、これだけ頑張ってりゃ肩いれもするよなと思わされました。原書を確認する限り、まだまだ続編があるようなので、楽しみです。ただ、続編が多い作品には最新刊ほど面白みが減ったり、たるみが出ることもあるので、この生き生きとした登場人物たちが八面六臂の活躍を見せることを願っています。
読み進めるうちに、なぜ最高司令官は頑なに法律の例外を作ろうとしないのかも見えてくるところも興味深かったです。
一つ気になったのは、あらすじを見る限り魔法が絡んでくるとは微塵にも思わなかったので、単なる「架空の世界の歴史もの」と思っていたら、「魔法かよ!!」と思ったことも確かです。ただし、これは作家さんには全く非がなく、出版社の表記の仕方のせいです。この魔力が物語の重大なキーとなるので、あらすじに一言なりとも記載があった方がいい気もしました。
シリーズ物の初刊が気に入れば、続刊は原書で読むことにしているのですが、翻訳版でも原書版でも登場人物の差は感じられなかったので、翻訳家の渡辺由佳里さんは良い訳をされたと思います。

ありがとう寄稿。

モンヒョンはヒョンテの愛人に会いに行こうとしていたヨンエは上品ぶったら返り討ちにされる妊娠でもしたらどうする。と言う事で一緒に会って貰うことに。

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