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ランケンシュタインの恋 第10話(最終話)「さよなら、人間。衝撃の最終回」「怪物の深志研がこれまで触れることができなかった津軽さんの手に」【テレビ感想2017年ネタバレ注意】。 #TV


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フランケンシュタインの恋 第10話(最終話)「さよなら、人間。衝撃の最終回」 (6月25日放送)

春の連続ドラマ「フランケンシュタインの恋」の最終話を見ました。

最終話は、怪物の深志研がこれまで触れることができなかった津軽さんの手に初めて触れたところから始まりました。
普通のドラマではごく当たり前にできていたこの「手を握る」という行為。
この当たり前のことがこれまでできなかったからこそ、とても印象的なシーンになったと思います。
このあとのデートシーンにも、2人の何気ない幸せにたくさんほっこりさせられました。
おそらく、普通のラブストーリーではここまで心温まることはなかったでしょう。

その後は色々ありましたが、美琴との友情のシーンは良かったですね。
この2人の関係性も好きだっただけに、個人的にはもう一つの感動ポイントになりました。

一話から見てきましたが、研さんと津軽さんには幸せになってほしいと願いつつも、悲しい結末も予想できただけにどんな終わり方をするのか不安もありました。
しかし、研さんが怪物としてしっかり人間に貢献し、大好きな津軽さんと添い遂げられたことには心から嬉しくなりました。
主人公の悩んでいた特性が最終的に人の役に立ったという展開が大好きなので、ここもすごく良かったです。
稲庭工務店のみんなや天草さんの後日談が描かれていたのも嬉しかったですね。

そして、エンディングが終わって時は数十年後。
津軽さんは亡くなってしまったけれど、研さんは稲庭先輩・美琴の子孫と繋がっていました。
そしてラストカットの赤いキノコ。
それを見たとき、研さんはもう孤独じゃないんだと思いました。
愛する津軽さんとの出会いや、人間のみんなとのたくさんのつながりがあったからこそ、研さんは愛を知ることができたんですね。
研さんが不老不死の怪物であるが故の切なさもありましたが、このドラマだからこそできる、爽やかな余韻の残るラストでした。

3ヶ月に渡って、純粋な研さんの目線を通して人間の本質を描いてきたこのドラマ。
ほっこりもユーモアも感動も、時には悲しみも全て詰まっていて、一回一回の密度が濃い深みのあるドラマだったと思います。
見ていて思うことがたくさんあっただけに、終わってしまったのが未だに信じられません。
こんなに次回が待ち遠しくなるドラマは久しぶりでした。
素晴らしいドラマを作ってくれたキャスト・スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。