7月17日にサイバーエージェントの藤田晋社長が、麻雀プロリーグMリーグ発足記者会見を行いました。
麻雀プロを名乗る人はこれまでもいましたし、実際、主要なものだけで、現在も5つのプロ団体が麻雀界にはあります。
ただ、既存のプロ団体は、プロ試験に合格したプロたちから会費を徴収し、その会費で運営を行うというのが、通常のスタイルでした。つまりプロを名乗っていますが、それが収入になる訳ではなく、むしろ、団体の会費を納めなければならないという、言わば同好会のようなものだと言えます。
それが、今回のMリーグに参加する7チームからドラフト指名された選手には、最低保証年棒のような形で400万円程度が保証されるとのことです。つまり、ようやく、麻雀プロは、その肩書に対して、報酬がもらえるようになるということになります。まだ、発足が発表されただけで、今後、どのように進展していくのか、全く見えない状況ですが、自分が麻雀を打つ姿を映像で見てもらって、報酬をもらうという、プロ野球選手のようなプロ像に近づいていけばいいのになあと思っています。