」で便利でお安く。尊敬できない上司と組むのはとても辛い
大学を卒業し、新卒でとある塾に就職しました。その際に直属の上司となった人がお世辞にも「尊敬できる」とは言えない人でした。その会社の主な仕事が、社員ひとりひとりに割り振られた教室の運営・管理なのですが、入社一年目の私としては会社の規則やアルバイト講師との関係を築くことで手一杯でした。しかし、教室環境を整えることには人一倍気をつけ、毎日の掃除を怠りませんでした。
その努力が報われたのか、社長・部長から教室環境についてはお褒めの言葉をいただけるようになりました。すると私の上司は「日頃から僕が教室環境の確認をし、指摘していますから！」とさも自分の手柄のように話しをしました。その上司の担当教室は月に１回掃除しているかいないか・・・くらいの汚さなのに、よくそんな事が言えるなと、そのときはまだ少し不満に思うくらいでした。
そんな小さな不満が少しずつ溜まっていたある日、私が管理している教室のアルバイトが一言「やめます」のメールだけでバイトをドタキャンしました。携帯に電話をしてもつながらず、一人暮らしの家に訪問しても不在で、どう対応すれば良いのか指示をいただこうと上司に電話したところ「僕も忙しいんだから少し考えて行動してから電話してきてくれる？」と一言。もうこの人に相談してもダメだと思った私は他の先輩に相談したところ、一緒に実家訪問をして話をしてくれました。先輩にも「あの人は基本自分のことしか考えられないから、あまりあてにしないほうがいいよ」と言われました。初めての上司が他の人達からも尊敬されず「あの人は仕方ない」とあきらめられていて、一年間もったいなかったなと思いました。
