有川浩さんの書いた、「植物図鑑」
私はこの「植物図鑑」という小説が大好きで大好きで仕方がありません。もう三度も読みました。そしてまたこの間も空いた時間ができたので読み返しました。
この話は、恋愛を全然していなかったOLの家の前にひとりの男の人が寝ています。その人を家に上げ、止まらせるところからすべてが始まるのです。
この小説は本当に素敵で、きゅんきゅんします。女の子は本当にこの本を読んだらその家の前に寝転がっていた、イツキくんに出会いたいと思うに違いありません。
彼は、女の子の思う理想の男の人なのです。ちょっとオタクっぽくて植物に詳しい男の人です。彼は植物を集め、家で天ぷらにしたり、色々と料理して出してくれます。彼は家事がほとんどできます。料理も上手です。
それまで一人暮らししながら仕事をしていた主人公の女の子はほとんど外食だったので、彼が家に来たことによって人の作る料理の美味しさに気づくのです。彼女も彼が家にいることに安心しながら、だんだんお互いに惹かれていくのです。この小説は本当に素敵な小説で、現実に起きてほしいなと思いながら読んでいました。ほんとうにイツキくんみたいな男の人が私の目の前に現れて欲しいなと思いながら三回も読み返していました。
本当におすすめの小説です。