北村一輝演ずる大山刑事と、坂口健太郎が演ずる三枝刑事との間のやり取りで、現代に起こっている未解決事件がリアルタイムに起こっている当時という時空の話が奥深い。
タイムスリップで過去に戻ったり、未来の人が過去にやってきたり、といった話は今までに何度もあるが、このドラマでは現代の人が過去の人と無線でやり取りをして情報共有をするという新しいストーリーが何よりの強みだと感じた。
視聴する度に、過去の自分と話してみたいだとかそういった気持ちに駆られてしまうので、見るのをやめれないドラマだと私的な感想である。
4話では北村一輝の名演技が輝いていた。1997年を思い出させるかような風貌、熱血刑事、男気のある、喜怒哀楽の感情の表現が上手に演技されていて、視聴者まで感情移入してしまうほどの演技だった。