」で便利でお安く。昔と違って発達障害についての定義や特徴がネットやテレビ、新聞などで話題になり、広く知られるようになった。自らが発達障害であると告白するタレントも現れたことによって、世間の発達障害に対するハードルは以前より低いものとなったように思われる。
そのためか、子どもの行動に対して疑問を持つ親も増え、発達障害かどうか診察を受ける親も増えてきている。小さいうちに発達障害であると理解することによって、子どもたちの生き辛さが緩和されるのであればそれは好ましいものだと思われる。
ただ、考えている以上に発達障害の子どもたちは増えていると思う。今はクラスに数人の割合で発達障害の子どもがいるとのこと。大人になったら、彼らはどのような仕事に就けるのだろうか。今はちょうど高校入試のシーズンである。どこも少子化が進み田舎では定員割れの高校も多くあるとのこと。それならば、新しく発達障害の子どもたちのためのクラスを新設してもいいのではないだろうか。発達障害であると診断を受ける環境は整いつつあるのだから、発達障害の子どもたちが受け入れられるクラスをもっと増やすべきなのではないか。そして、彼らが大人になった時に困らない社会を作ることが今後の日本の将来にも繋がるのではないかと考える。
