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さくらの親子丼2、5話、2019年1月5日放送「記憶喪失になってハウスに保護された通称、貞子」感想。 #テレビ #TV


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行く当てもない不幸な子供たちと大人の心の触れ合いのドラマです。
5話では、記憶喪失になってハウスに保護された通称、貞子を巡るテーマが中心でした。自分の名前も住所も言えない程の記憶喪失の子供ですが、妊娠していてしかも、出産が迫っており、主人公のさくらが弁護士にも相談しますが、貞子の素性も不明な上、父親も確認できず、結婚もしていないのでは、養育の資格が認められず、出産した子供は施設で養育されるであろうと言うのです。
困ったさくらは、貞子が身に付けていた出雲大社のミサンガと貞子が描いた絵を頼りに出雲大社に出かけて行きます。そこで判ったことは、貞子がバスの運転手の子供を妊娠していたのですが、父親と思しき男性に堕胎を迫られ結婚の夢が破れた上、男性には既に妻子がいたようです。
ところが、その男性が殺害されたことで、犯行現場に貞子に似た女性が目撃されていて警察が貞子の行方を追っていたことが判ったところで、次回に続きます。
このシリーズでは、親の養育義務の放棄や、暴力や離婚等による家庭崩壊の結果で、行方当てのない子供たちのシェルター的な役割を持つハウスに手助けで加わった、さくらという女性と子供たちの関わりを描いていて毎回楽しみにしています。
厚生労働省が2015年に公表した国民生活基礎調査では子供の貧困率は13.9%で7人に1人という割合だそうです。貧困率とは2015年で言えば、世帯1人当たりの年間手取り収入の中心値の245万円の半分に満たない世帯で暮らす子供の数だそうです。しかも、核家族化が進行し、特に母子家庭の世帯は2015年のデータで123万世帯で年間の所得が200万円以下が4割を超えているそうです。
ドラマに出てくるハウスの子供たちは、総じて自分の親に反抗し親を侮蔑し、親がつけた自分の名前すらも忌まわしいので変えたいと言い放ったのには、ショックでした。
しかも、子供たちの多くは自分が食べたい食事の要望もできない程、食べることにも苦労した境遇なので、こども食堂で調理していた、さくらが子供たちの要望に応えて親子丼をふるまったり、おでんを作って、食べることから始まって、ドラマの回を追うごとに、少しづつ両者の距離が狭まって行くのを見ると視聴者も心が救われる気分になります。少なくとも子供を持つ親は必見の価値ありだと思います。